Skypeは使う人間の創造性を刺激するツールです。 「あんなことはできないか?こんなことはどうだろう?」というように、工夫次第で様々な場面での活用が考えられます。 最初は個人の口コミで広がりをみせたSkypeでしたが、2006年頃からビジネスシーンでの利用も増え、企業への具体的な導入も相次いでいます。 企業での使用には、Skypeソフトウェアの一元管理ができないなど色々問題があり、それがネックになって導入を見合わせる企業がこれまで多かったわけですが、これについても、ファイル送信や通信相手を制限するというように、Skypeの機能を管理できるソフトウェア(「オフィスdeスカイプ」)も販売されていることから、こうしたソフトを利用することで社内で余計な心配をせずにSkypeを利用することが可能となっています。 ここで、具体的な導入事例をいくつかご紹介しておきましょう。 【導入事例その1】 【導入事例その2】 【導入事例その3】 【導入事例その4】 企業における利用のされ方というのは、やはり遠く離れた場所への電話料金削減を目的にしたもの、あるいは三者間通話・チャットを利用したコミュニケーション(打合せ)の効率化を目指すというものです。 特筆すべきは事例4の自治体のケースであり、公共機関においてもSkypeの利便性に着目し、大規模に導入するケースが出てきました。 Skypeにまつわる関連ソフトウェアの登場によって、今後さらに多くの企業、役所、学校などにおいてSkypeが導入されていくことが予想されます。 * 上記の導入例以外に、Skypeのユニークな活用のされ方をさらにいくつかご紹介します。 会社内における内線電話として 各販売店や支社にSkypeを導入することで、内線電話のような使い方ができます。Skypeは代表電話という仕組みではなく、各個人がそれぞれのIDを持つことができるので、即時性という点で携帯電話に近い使い方ができます。 このような利用の際には、Skype名を会社名や部署名がわかる形で取得したりすると、管理しやすくなります。 語学学習に 海外のネイティブの人と会話を電話代無料で行うことができます。テキストチャットを同時に使用すれば単語のスペルの確認もできます。ビデオ機能も使うことで、さらに効果が上がるでしょう。 実際に、そうした英会話レッスンサービスがいくつか登場しています。中でも、アットホーム英会話は、料金面で非常にお得なサービスであると言えます。 留守中の監視装置として Skypeは自動応答(ツール>設定>詳細 メニュー)が可能です。音声だけを聞いても良いですし、カメラで監視をすることも可能です。 自動応答の相手を制限するために、コンタクトを制限した専用のSkype名を使用するのが良いでしょう。